Vanity #34(1989年)
Anna Piaggi のアヴァンギャルド雑誌





 

ファッション誌全盛の1980年代、1990年代ー。

「VOGUE ITALIA」で有名な

イタリア、Conde Nast (コンデナスト社)では、

ヴォーグから枝分かれした、

メンズ・ファッション誌「L’UOMO VOGUE」や「Per Lui」、

ブライダル・ファッション誌「VOGUE SPOSA」、

キッズ・ファッション誌「VOGUE BAMBINI」、

ジュエリー・ファッション誌「VOGUE GIOIELLO」、

ティーン・ファッション誌「Glamour」など・・・、

細かくカテゴリ分されたファッション誌がいくつも発行されていました。

 

そんなイタリア Conde Nastの中でも、

1980年代に発行されていた、

最もアヴァンギャルドな雑誌といえば、「Vanity」。

 

あの「Vanity Fair(ヴァニティ・フェア)」とは当然異なり、

あまり馴染み深くない雑誌ですが、

アンナ・ピアッジ(Anna Piaggi)が立ち上げた雑誌と聞けば、

知っている方もいるかもしれません。

 

例えば、「VOGUE ITALIA」なら、

著名なフォトグラファーがファッションを撮影をしていますが、

「Vanity」は、

イラストレーターがファッションを描いている雑誌です。

言い換えれば、

ファッション写真のところに、

ファッション・イラストをメインに掲載していた雑誌です。

 

BD(バンドデシネ)のLorenzo Mattotti や、

Francois Berthoudなど、イラストレーターとして参加していました。

 

表紙も前衛的なイラストが多く、

1989年(#34)では、

ギルバート&ジョージ(Gilbert and George)がアートワークを手掛けたりと、

前衛的なカバーは、アンナ・ピアッジならではです。

 

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